情報科指導法

武庫川女子大での「情報科指導法」は、今年で2年目を迎えた。昨年との違いは1年間の経験がものをいい、今年は余裕をもって落ち着いて出来るようになってきたこと。もう一つ、それは受講生の人数。昨年は8名で開講していたが、今年は何と1人。

この科目は教職科目であり、1年次で教職を取っていない学生は受講できないのだが、今の2年生は1年次で教職を取った人数が6名と少なく、その内の5名が家庭科指導法、1名が情報科指導法を履修したようだ。昨年は2教科とも履修していた生徒が多かったので、結果8名だったが、今年は2教科履修者が0ということだったことも原因の一つのようである。

人数が1人なので、座学の内容であれば特に問題はなく、いや逆に家庭教師のようにマンツーマン指導が行えるので効果的な授業になるが、プレゼンはどうなるのか。なにはともあれ、5月10日に第1回プレゼン実習を実施した。

2014-05-10 10.47.02

WORDでチラシを作成し、テーマや、伝えたいこと、特に工夫をしたことなど、3分程度のプレゼンを行うという内容だったが、さすがに1人を相手にプレゼンをするのはしづらいだろうと思い、助手の方にも入ってもらった。

プレゼンや模擬授業などは多くの人の前で行い経験を積むことが上達する上でのキーになるので、今後、これらの実習をどのように行っていくのか大きな課題である。しかし、今年の受講生Fさんは、高校情報科教員を目指して前向きで真面目に取り組んでくれているので、このハンディを乗り越えていけるものと思っている。

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