複数科目を1科目に統合する(増加単位のある科目の処理)
例えば1年次の科目[国語総合]は、1学期、2学期は、国語総合A(2単位)、国語総合B(3単位)でそれぞれ成績処理を行い、学年末では国語総合(5単位)にまとめるのが通常です。その処理は以下のように行います。
処理の概要 | 参考図 | |
1 | 教科「国語」・学年マスターともに、「科目の作成」で、「国語総合」という5単位の科目を作成します。このとき、「国語」・学年マスターとも同じ番号で登録をしてください。 |
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2 | 「国語」の評定処理で、1・2・3学期とも、同じ位置に上記の科目を登録します。 | |
3 | 「10段階評価の作成」で、すべての科目を指定し、評価を算出します。 | |
4 | 評価を算出後、3学期の「国語総合」に転送します。 これで、5単位の国語総合の評価が作成できました |
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5 | 欠時は、3学期の「国語総合A」「国語総合B」に3学期だけのものを入力します | |
6 | 「資料作成」で、以下のように国語総合Aと国語総合Bは、全学期を、国語総合は3学期を指定します | |
7 | 「オプション」タブをクリックして、右図のように設定をして、実行ボタンを押します。 これで、3学期の国語総合に、欠時数の合計が書き込まれます。 同様にして、必要なら「遅刻」の合計も書き込みます。 3学期国語総合A、3学期国語総合Bに関して1,2学期同様に評価を算出している場合は、同様の設定で、 評価の加重平均の書き込み で、3学期国語総合に評価が書き込むことができます。 |
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以上、教科「国語」での処理です。 ここからは、学年マスターでの処理になります |
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9 | 「教務」タブー「成績の連結」をクリックして、転送するデータを、 1)教科を「国語」 2)3学期評定・欠時教科 3)国語総合 を選択します。 転送先は、学年マスターにして、「国語総合」が未登録の場合は登録されていない場所(---で表示されている場所)を選択します。 【転送】をクリックして転送をします |
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10 | 3学期には、「国語総合」が転送されましたが、1学期、2学期とも登録されていませんので、 『教科』−「評価・欠時入力」 で、「国語総合」を登録します。 |
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11 | この例では、国語総合が一番後ろにきてしまい、教科順に科目が並んでいません。 |
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12 | 【整列】ボタンをクリックして、右のように科目を適正に配置します。 |