月別アーカイブ: 2015年10月

IPアドレスの自動取得問題が解決!原因は・・・

「中継機WG1200HPに接続した機器は、DHCPサーバーでIPアドレスの自動取得が出来ない」問題で最近、頭を悩ましていた。しかし、やっと決着がついた。

改善されてから、2日ほど様子をみていたが、順調に動作しているので、今回は間違いないだろう。

中継機の問題であるのは、症状から明らかであったので、「もしかして電波が弱いのかも」と思い、ルータWG1400HPとの距離を出来るだけ近づけるため、部屋の端にWG1200HPを設置した。

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さらに、WG1200HPから、LANケーブルでデスクトップPCやnasne、RECBOXなどを接続していたのをやめて、GIGAビットHUBを置いて接続するようにした。

実は、これで解決した。仮想マシンAndroidx-86で、端末エミュレーターを起動して、netcfgで調べてみると、IPアドレスがDHCPサーバーにより正しく振られていることが確認できる。

android

何と電波強度の問題だったのだ。これでは、いくら設定を変えても無駄だったはずだ。

ルータと中継機との接続状況が以前は「中」が多かったが、今はいつも「強」になっている。

解決したと思ったが・・・

DHCPサーバーで中継機を介しての自動取得が出来なかった件は、CTUの設定で解決したように思えたのだが、残念ながらそうではなかった。

IPアドレスを自動取得できる場合と、出来ない場合がある。何故なのか、原因は不明。こういうのが、一番困ってしまう・・・

ただ、分かっていることはルータWG1400HPとLANケーブルで接続した場合は、問題なくIPアドレスの自動取得は行われるのに、中継機WG1200HPからLANケーブルで接続した場合に生じる、ということ。

中継機の問題だと思うので、NECのサポートセンターにメールで問い合わせをした。さて、返事はどうなるか・・・

中継機経由でのIPアドレス自動取得の不具合の顛末は・・・

フレッツ光プレミアムのマンションタイプは、CTU(加入者網終端装置)が付いてくる。CTUはISPへの接続やDHCPサーバ、ファイアウォールなどの機能を内蔵していて、いわゆるブロードバンドルータの役割を果たしてくれるもので、リビングにあり、それに無線ルータNEC WG1400HPを接続して、中継機WG1200HPを書斎に設置し、そこから有線でメインPCに接続している。

しかし、このメインPC、TCP/IPを自動取得にした場合、IPアドレスの振り分けに失敗する。また、XperiaTbletも中継機に接続をする場合、自動取得では上手く繋がらないということが生じ、仕方なく固定アドレスを振っていた。

また、メインPCにインストールしたHyper-V仮想マシンのAndroidx86は、固定IPが振れないため、ネットワーク接続が出来なかったり、VirtualBoxの仮想Androidx86もネットワーク接続をブリッジ接続に設定した場合も接続出来なかった。

さんざん悩み試行錯誤を繰り返して、『中継機経由ではDHCPサーバーが機能していない』という結論をだした。

そこで、CTUの設定を見直すことにした。中継機のIPアドレスは当然固定にしていたので、CTUの設定でDHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)  に、この中継機のIPアドレスを追加してみたところ、あっけにも無事に解決してしまった。

試しに、VirtualBoxにUBUNTU15.04もインストールしてみたが、ブリッジ接続で問題なく動作した。

ubuntu

結局は、固定IPアドレスの機器は、CTUでもLAN側固定IP払い出しの設定をしなくてはならないということか。そういえば、WG1400HPも固定IP払い出しにしていたなあ・・・

まあこれで、仮想マシンはWindowsXP、Androidx86、UBUNTUと3つになり、それぞれ問題なくネットワーク接続が出来たし、以前からの問題も解決して満足している。