柚月裕子の「最後の証人」が思った以上に面白かったので、この作家の本を、神戸市図書館情報ネットワーク 蔵書検索システムで片っ端から予約をした。その時、今までは図書の受け取りを西神中央の西区区民センター1Fの西図書館にしていたが、予約をするときに、受け取り館の中に、「小寺小学校」があるのを発見したので、今回は小寺小学校で受け取るようにした。
ここは、勿論子供たちの母校でもあり、お世話になった小学校で、最初はピンクの校舎に違和感があったが、最近ではすっかり慣れて、ピンクのいいなあと思うようになっている。
予約した本が小寺小学校市民図書室で受け取れるというメールが届いたので、さっそく行ってみた。場所が分からなかったので、小学生に聞いたら丁寧にこの図書室まで案内してくれた。
思っていたよりもこじんまりしていたが、図書室内はキチンと本が整理されており、多くの子供たちが借り出しのために列を作っていた。この市民図書室は、小学校の施設開放の一環として行われており、帰り道にも何人かの本を持った人に出会ったので、大いに地域貢献になっているようだ。
これで、わざわざ本を借りたり返したりするために、西神の西図書館まで車でいくこともなくなり、大いに助かる。本当に便利な世の中になったものだと実感。
今回借りたのは、柚月裕子のデビュー作となった「臨床真理」という、第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した2008年の作品。さっそく読むことにしよう。