雑誌で、JR西日本、加古川線の「小野町駅」構内にある「ぷらっときすみの」の手打ちそばが美味しい、という情報を見て、GoogleMapで調べたら、自宅から50分程度だったので、昼食を食べに行ってみることにした。
右手に見えるのが、小野町駅の駅舎で、「ぷらっときすみに」は、それに隣接していた。看板には、「特定非営利活動法人」とあった。
着いたのがちょうど12:00頃ということもあって、店の前の駐車場はほぼ満車状態だったが、何とか停めることが出来、入口に受付簿があったので、記名し、待つこと40分、やっと店内へ。中央の向かい合わせの席は12席ほどで、この手前にカウンター席が5席ほどで広くはない。
結構、有名な店のようで、店内には、西川きよしや、池上彰、女優の島田陽子、戦場カメラマンの渡部陽一、そして兵庫県知事などの来店記念の写真がいくつも飾られていた。
さて、注文したのは、お目当ての「ざる蕎麦」と「巻きずし」。いずれも、素朴な味で、めちゃくちゃに美味しいというものではないが、昔ながらの安心して食べられる、ホッとするような味だった。
ざる蕎麦は、やや細麺で、適当なコシがあった。食後の蕎麦湯、これも美味しかった。
この「ぷらっときすみの」、現在メンバーは18人、男性8人、女性10人。“高齢者での男女共同参画を目指している”と言われている、平均年齢が62.4歳。男性8名は皆60代以上。全員定年退職後の人生で、外食産業にかかわったことがあるメンバーはほとんどいない素人集団が経営している珍しい店だ。
ちなみに、「小野町駅」は無人駅で、たまたま待っている時に電車が来たが、1両編成だった。