ベランダに置いてあるプランターに、植えたことのない植物が育ち、花が咲いた。もちろん名前はしらない。そこで、「みんなの花図鑑」で聞いてみる。
有難いことに、すぐに回答があり、「イヌホオズキ」というらしい。ホオズキは可愛らしいイメージがあるし、花も可憐なのに、調べてみると驚きの事実が・・・・。
イヌホオズキはなす科、ナス属に分類され、漢字で書くと、どう考えても犬以外は読めないが「犬鬼灯」、「犬酸漿」と書かれる。うん、イメージと違い当て字は悪いイメージだなあと思っていたら、「イヌ」がつくと、亜流、役に立たない、本物に劣るもののという意味、また、ホオズキやナスに似ているが役に立たないことから「バカナス」とも呼ばれている。
と、さんざんな説明だ。とどめは、
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒くなるが、全草にソラニンという毒がある
何と、毒草だった。まさか、6Fのベランダに毒性のある植物が勝手に咲いているなんて・・・
ものは見かけによらない、という見本のようなイヌホオズキだった。