健康診断の便潜血検査で陽性反応が出たため、神戸医療センターで大腸ファイバーでの検査を行ったのが9月。その結果、大腸にポリープが2つ見つかったので、神戸マラソン後にポリープ切除をすることにしていた。2泊3日の入院・手術だった。
初日は、9:30に入院受付をして、病室に案内され、入院着に着替えたら、夜までに採血、心電図、腹部レントゲンをとるだけなので、時間はたっぷりと余りほどある。対策は、読書だ。XperiaTabletの電子書籍版「下町ロケット2」を読むことにしていた。
一言で言うなら、半沢直樹、下町ロケットは、善が悪をやっつけるという単純な爽快さと、ストーリー展開の小気味よさという点で同じだが、それでも面白い。あっという間に読んでしまった。
2日目は、朝から絶食で午前中からひたすら下剤(2リットル)を飲み、14:00から出血を防ぐための点滴。外来患者の診察が終わってから、入院患者の手術が行われるようで、始まったのが17:00過ぎ。手術前には、気持ちを落ち着かせるための点滴が追加され、いよいよポリープ切除術が始まった。
手術が終わって、病室に戻ったのは18:40過ぎだったので、思いのほか時間がかかったが、特に苦痛もなく、無事に2つのポリープは切除された。術後に見せてもらったが、大きいのは1.5cmぐらいで小さいほうは1cmぐらいだった。あとは、これらの生体検査の結果をまつだけだ。
3日目は、採血結果により、医師が退院の判断を行うことになっていて、その結果まで、点滴を受けた。結果は、無事退院できて今はホッとている。
実は当初、ポリープを取るだけの簡単な手術と、たかをくくっていたが、実際は結構大変だった。手術そのものも思ってた以上に長時間だったし、また、傷が完治するまでには1か月から2か月もかかるということ、術後1週間程度は、アルコールやコーヒーが禁止、刺激物などもNGで、運動なども適度に軽いものに限定、といった制限付きの生活がしばらくは余儀なくされる。