友人たちと神戸市立森林植物園へ紅葉を見に行ったときに、入ってすぐの処に大きな「メタセコイア」が生育していた。名前だけは知っていたが、見るのは初めて。その雄大な姿に圧倒された。
家に帰ってから「メタセコイア」について調べてみると、1939年セコイアに似た種類の化石が発見されたのが始まり。メタというのは接頭語で「のちの、変わった」という意味がある。しかし、セコイアとは異なる種であると考えられメタセコイア属が設けられた。当初は、化石として発見されたため絶滅種とされていたが、1945年中国などで現存することが確認されたことから「生きている化石」と呼ばれる。針葉樹で、秋に赤茶色に紅葉した後、落葉する。高さは25~30メートルにもなる。
ちなみに、メタセコイアは新生代第三紀(6,500万年前~200万年前)に栄えていた植物というから驚きである。