先月末にベランダのプランターに植えた「な花」の芽が出始めた。
植えてから、12日目。早いのか遅いのかは判断できないが、変化が現れて一安心だ。背丈は、大きいので1cmぐらい。もう少し、まんべんなく蒔けば良かったとやや反省。後で苗を移動させて配置バランスを考えよう。
この「な花」は、7~8cmになって、花蕾が大きく膨らみ、開花直前になったら収穫するということなので、収穫して食べるのを楽しみにしている。
先日、須磨パティオに行ったとき、1F広場に特設会場が設けられていて、ステージには、いくつかの「ゆるキャラ」が登場していた。
「はばたん」は、兵庫県のマスコットなので当然知っていたが、彦根の「ひこにゃん」、熊本の「くまもん」、奈良の「せんとくん」ぐらいなので、あとの3つは知らなかった。最近は、どこに行ってもゆるキャラブームで、やや氾濫気味の気がする。
昨日、地下鉄に乗っていて、先日のゆるキャラの1つが判明した。名前は「かんべくん」で、分かった理由が、駅に掲示されていたこのポスター。ポスターの下に、小さく描かれてあった。
来年のNHK大河ドラマである「黒田官兵衛」にちなんで作られたキャラクターのようだ。
気になったので、あとの2つも調べてみると、「ダイエー木曜の市」のキャラクター「モッくん」と、INAC神戸レオネッサの「らいむちゃん」であった。
久しぶりに、東野圭吾の小説を読んだ。
2011年9月10日 第1刷発行の「マスカレード・ホテル」
ラッキーなことに、この本はいつものように予約をした本ではなく、図書館の人気本コーナーに置かれていたものを借りたものだ。東野圭吾の本を読むのは本当に久しぶりだったが、読み始めたら一気に読んでしまった。
さすがは、東野圭吾!
という作品だった。連続殺人事件が起こり、犯人の残したメッセージから、次の殺人が「ホテル・コルテシア東京」であることが分かったが、誰が殺されるのかは不明。
分かっているのは、このホテルで、誰かが殺される
ということだけ。そこで、ホテルと警察が協力をしながら犯人検挙に向かっていく。
主人公は、ホテルのフロントクローク山岸尚美と、捜査一課の新田刑事と所轄の能勢刑事。ホテルで、様々な事件が起こるが、それらが最後は見事につながっていく展開。暗号が緯度・経度の数字であったり、交換殺人などありきたりな内容が、東野圭吾の手にかかれば、これほど面白くなる。
犯人が途中で現れるのだが、考えもしない人物で、まさかの結末を迎える。
ちなみに、マスカレードとは、「仮面舞踏会」とか「みせかけ、虚構」という意味。
余談であるが、文中、刑事がホテルのレストランで、「ホテルのフレッシュジュースは果実を絞ったもので、流石に美味い」と言いながらジュースを飲むシーンがある。そう、誰でも一流ホテルでは偽物などでるはずがないと思っている。しかし最近、一流ホテルで普通のジュースをフレッシュジュースと偽って出していた事件があった。この小説にはホテルの内部事情や人間模様がかなり詳しく書かれていたが、このようなホテルばかりであれば偽装などありえない。それを裏切った今回の食品偽装事件は悪質で信頼を裏切るものだ。まあ、この小説とはまったく関係はないことではあるが・・・
いつもは、阪神鳴尾駅から電車に乗って三宮まで帰るのだが、今日は空を見上げれば、見事な青空。久しぶりに寒くもなく暑くもなく、ちょうど良い。そこで、散歩がてら、しばらく歩くことにした。特急が停まるという理由から「甲子園駅」まで歩くことは時々あったが、さすがに今日は絶好の散歩日和。甲子園を過ぎ、久寿川も過ぎ、更に今津も過ぎて、何と西宮まで歩いてしまった。時間にして40分ぐらい、さすがにやや疲れたが、西宮に着いたらご褒美が待っていた。それが、阪神西宮駅周辺の紅葉。
最近、再度公園や森林植物園などに紅葉を見に行く機会があったが、この阪神西宮駅周辺の紅葉も見事だった。日本の四季は色とりどりで風情があり、本当に素晴らしい。わざわざ山に行かなくても楽しめる身近な場所はいくつもある。
友人たちと神戸市立森林植物園へ紅葉を見に行ったときに、入ってすぐの処に大きな「メタセコイア」が生育していた。名前だけは知っていたが、見るのは初めて。その雄大な姿に圧倒された。
家に帰ってから「メタセコイア」について調べてみると、1939年セコイアに似た種類の化石が発見されたのが始まり。メタというのは接頭語で「のちの、変わった」という意味がある。しかし、セコイアとは異なる種であると考えられメタセコイア属が設けられた。当初は、化石として発見されたため絶滅種とされていたが、1945年中国などで現存することが確認されたことから「生きている化石」と呼ばれる。針葉樹で、秋に赤茶色に紅葉した後、落葉する。高さは25~30メートルにもなる。
ちなみに、メタセコイアは新生代第三紀(6,500万年前~200万年前)に栄えていた植物というから驚きである。