用事があって、西区役所に行った。ここは、いつも行く西図書館が入っている建物の4Fにある。実は、この西区役所は、出張所で、本当の西区役所は玉津にある。用事が終わり、予約している本はまだ貸出が出来ないが、ぶらっと図書館によってみた。そこで、東野圭吾のまだ読んでいない本を見つけた。
ナミヤ雑貨店の奇蹟
という本だ。一時は、東野圭吾の本を片っ端から読んでいたが、ほぼ読みつくした感があって、最近は読んでいなかったこともあり、思わず条件反射的に手に取り、借りてきた。
最近の読書は、はタブレットで、電子書籍を読む機会が増えて、どんどん蔵書はたまっているが、残念ながらSonyのReaderStoreでは東野圭吾の書籍は、何故か「分離帯」「レイクサイド」の2作品しかない。「聖女の救済」などのガリレオシリーズは、電子化すれば、確実に売れると思うのだが・・・。
この本の裏に、この「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の初出(以下の5編)が記述されており、
- 「回答は牛乳箱に」小説野性時代2011年4月号
- 「夜更けにハーモニカを」小説野性時代2011年6月号
- 「シビックで朝まで」小説野性時代2011年8月号
- 「黙祷はビートルズで」小説野性時代2011年10月号
- 「空の上から祈りを」小説野性時代2011年12月号
その横に、「著者は本書の自炊代行業者によるデジタル化を認めていません」という一文が書かれてあった。なるほど、それで東野圭吾の電子書籍がほとんどない訳か、と納得したが、では上の2作品はなぜ電子化を許可したのか、それが気になりだした・・・
ちなみに、第7回中央公論文芸賞受賞作品。
久しぶりの東野圭吾の本だ、楽しみにしている。