まさか、まさかの4連勝で。巨人を粉砕した阪神タイガース。もし1つでも負けていたら、おそらく巨人が4勝していただろうから、「これしかない」という勝ち方で、セリーグのクライマックスシリーズを制した。しかし、勢いとは恐ろしい。
しかし、考えてみれば、ゴメスの打点王、マートンの首位打者、メッセンジャーの最多勝・最多奪三振王、オ・スンハンのセーブ王、おまけで福原の最多ホールドと、今年の阪神は表彰選手が目白押しで、個々の力ではセリーグ一であったので、それが今回のCSでは全て数字通りの力を発揮したことの結果としては当然かもしれない。
一番の勝因は、和田監督が変に小細工をせずに動かなったということだろう。
この調子で、25日から甲子園で始まる日本シリーズも戦ってもらいたいものだ。できれば、2003年のリベンジを兼ねて、福岡ソフトバンクと争いたいものだ。