風に立つライオン

「平日午後に映画を観る会」の今月は、「風に立つライオン」。この映画は、主演の「大沢たかお」がさだまさしの曲、「風に立つライオン」に非常に感銘を受けたことがきっかけで作られたそうで、さだまさしの知り合いの医師・柴田紘一郎先生をモデルにした実話に基づくストーリー。

主人公の青年医師島田航一郎は、少年時代にシュバイツァーの伝記を読んで、医師をめざし、アフリカに派遣され、結局日本に帰ることなくアフリカで紛争に巻き込まれ生涯を閉じるのであるが、その生き様に感動させられる。とくに、少年兵が、「僕は9人を殺した」と言った時、大沢たかお演じる青年医師島田航一郎が「だったら、一生をかけて10人の命を救えば良い」と返事をし、銃を燃やしていたたシーンが一番印象的で、感動的だった。

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