後期の「教職実践演習」が、終了した。この科目は、4回生になって、教職免許を取得するための総括を行う、教職最後の必修科目である。
今回の授業の履修者は4名であるが、初めて武庫女で受け持った2年次の「情報科指導法」で担当した、思い出深い学生たちで、2年ぶりの再会となった。情報科指導法の受講生は8人だったが、武庫女では、教育実習に行った教科で受講する決まりがあるようで、家庭科と情報に4人ずつ分かれた。
この「教職実践演習」は、15回のうち、後半5回が専攻した教科に関する内容で、
第11回 「情報」授業の固有性と実践課題①(講義)
第12回 「情報」授業の固有性と実践課題②(講義)
第13回 模擬授業とカンファレンス①(演習)「社会と情報」
第14回 模擬授業とカンファレンス②(演習)「情報の科学」
第15回 総まとめ(講義)
というシラバスを作成して実施している。第13、14回と30分の模擬授業をしてもらったが、さすがに2年間という時間は無駄ではなく、みんな素晴らしい授業を展開したのには、正直驚かされた。2年前に比べて、確実に進化をしているな、と感じた。
4人の中で、一人は大学院進学で、残りの3人は民間に就職が内定している。今回、卒業後に、教師になる者は残念ながら誰もいなかったが、教職を目指して学んだことは、今後の様々な生活の中で、きっと活かされると思っている。
みんな、頑張れ!。いつか、またどこかで会えればいいな。