2日目(8月5日)は、仙台からJR仙石線東北ライン特別快速で石巻へ。石ノ森萬画館は石巻にあり、その関係か、駅前には石ノ森章太郎の「サイボーグ009」や「仮面ライダー」などのキャラクターが数多く飾られていた。
2011年3月の東日本大震災で、石ノ森萬画館は被害を受けたが、2012年11月月上旬に修繕工事が完了し、復興の象徴となった。
石巻から気仙沼へは、石巻線、気仙沼線を経由していくことになるが、震災のためJR気仙沼線の一部が不通になっているため、柳津から気仙沼へはJR気仙沼線BRT(バス高速輸送システム)で行くことになる。
途中、いたるところで工事が行われていた。復興へ向けた道のりはまだまだ先は長いということを印象づけられた。
気仙沼では漁港まで行って昼食。気仙沼港は、かなり復興しているように感じた。
昼食を食べた建物には、東日本大震災時の津波の高さを示す看板があった。これによると1Fはほぼ水没してしまったことがうかがえる。気仙沼の市内には、津波の実態を後世に残すため、津波の高さを示したものがあちらこちらで見かけた。
気仙沼から盛までは、JR大船渡線BRTで行ったが、途中に津波に流されず1本だけ残った「奇跡の一本松」を車窓から見ることが出来た。
盛から釜石へは三陸鉄道南リアス線。車窓からの風景は、やはり絶景だった。
18:00前に、この日の目的地である釜石に到着した。
この日の宿泊地は「フォルクローロ三陸釜石」。駅に隣接したホテルだった。