3日目(8月6日)、この東北旅行の目的の1つである、北三陸鉄道北リアス号に乗ることだ。この電車は宮古から出発するので、釜石から宮古に行かねばならないが、ここも震災の影響で、JR山田線が不通のため、バスで宮古に向かうことになる。
岩手県交通バスで、まずは「道の駅やまだ」へ行き、それから岩手県北バスで宮古に向かう。宮古で昼食をとることになったが、もちろん「うに丼」である。生まれて初めてのうに丼であったが、卵でとじているので、食べやすくて大満足。
目的の北三陸鉄道北リアス号の発車時刻は12:40。駅員さんが記念撮影を撮ってくれたり、発車時には横断幕のおもてなし付きだ。
電車が出発すると、車内放送で駅や周辺の説明が入り、特に風光明媚な場所では一時停車をし、風景を楽しめるような工夫がなされており、これぞ「旅」という感じがする。単なる「移動」として電車に乗るのではなく、電車の「旅」を楽しめるのは、嬉しい。
海女の衣装を着た女性が車内を回り、記念撮影のサービスもあった。
堀内駅は、「あまちゃん」のドラマ中では「袖が浜駅」として登場していることもあり、この名前の駅名も掲示されていた。アキがうに丼を持って乗り込んだり、ユイが「東京に行ってアイドルになる!」とトンネルに向かって叫んだりした駅。
また、陸前野田駅で停車したとき、車掌さんお勧めの「のだ塩アイス」を食べたが、これは美味しかった。ミルクとの相性が最高で程よい塩味のするアイスで、暑い夏に食べれば格別で、熱中症対策にもなる。
北三陸鉄道は、久慈駅が終点。これから、八戸線で八戸へ向かったが、この八戸線から望む太平洋もナカナカの風景だ。
JR八戸駅は、新しく、思った以上に大きくて立派な駅舎だった。これも東北新幹線の効果だろうか。
この日は、八戸駅付近のホテルで宿泊。この日の夕食は、八戸駅前の居酒屋ダイニング「四季」で地元の食材を堪能した。値段も安く、「しめ鯖」は初めて食べたが美味しくいただいた。また、八戸に来ることがあったら、この店には是非立ち寄りたいと思っている。