阪神電車の神戸三宮には、こんなポスターがあちこちに貼られている。
トラッキーと藤浪は分かるけれど、何故、32新井良太がポスターに???
限定オリジナルジャージが貰えるのは、魅力だが。昨年までだったら、きっと甲子園に行っていたと思うが、今年はどうもその気になれないなあ・・・
ウル虎の夏は、失速の夏になりそう、と思うのは自分だけだろうか。
昨日、阪神は広島に負けて、3年ぶりの最下位へと転落した。しかし、今日勝てば、すぐに最下位から脱出できるという大切な試合、先発メンバーを見て、負けを確信した。
このメンバーを決定した意図がわからん。マートンを出さなかった点は評価するが、代わりが良太はない。西岡をセカンドにして、良太はサード、そして伊藤、中谷を外野にする。さらに、今年の捕手は梅野で、とシーズン前に公約したのだから、梅野を起用し続ける。
また、鳥谷も3番はない。6番以降だろう。もっと、もっと思い切った采配、選手起用をしてほしいものだが、和田には無理やね。
今の阪神、選手も調子が悪いが、一番悪いのは監督の采配と、選手の起用方法だと思う。
2日続けてのサヨナラ負けで、TV観戦をする気になれず、気分転換を兼ねて、近くの温泉である太山寺の「なでしこの湯」へ行くことにした。車で5分ぐらいなので、風呂のリフォームのときは、家族で毎日行っていたが、久しぶりだった。平日の夜であったにも関わらず、多くの客が温泉を楽しんでいた。
たっぷりと温泉につかり、その後、「なでしこ亭」で夕食をとった。時間が遅かったこともあり、客は4人連れの家族だけだった。「とんかつ定食」を注文したが、味は特にまずくもなし、特に美味しくもなくといったところ。食事の時に、車できたことを後悔した。そう、風呂上りのビールが飲めない!。
食後は、ロビーでしばらく寛いでから帰宅し、TVをつけたら、何と5-4で阪神は勝っていた。結局、6-4で勝ち。皮肉なもので、見ていなかったら勝つというのは、なんかよくあるなあ・・・
今年は、阪神タイガースにとって球団創設80周年という記念すべき年である。
そういえば、唯一日本シリーズを制して日本一になったのは、1985年で、この年は創設50周年!だったし、2005年の70周年はJFKと今岡、金本の大活躍でセリーグ優勝。おっ、縁起が良い!とあとを調べてみたら、1995年は最下位だった。
そうだった。1995年は暗黒時代に突入した年だ。このときの監督が、何故か今、GMになっている中村勝弘で、これから順位が、6、5、6、6と続き、当時の久万オーナーが英断を下し、野村克也を監督に迎えたが、それでも最下位が2年続き、解雇。そして、星野仙一の出番で、その2年目にセリーグを制したのが2003年だった・・・
この二人の監督のおかげで、強い阪神タイガースは蘇った。それ以降、岡田彰布時代は、まだまだ二人の遺産があって2005年に優勝もしたが、それ以降、阪神OB監督が続き、暗黒時代に突入していくような気がしているのは、思いすごしだろうか。
そして、今年2015年が始まり、一通り全球団との対戦を終え、開幕の中日戦が運よく3連勝があったのに6勝8敗。今日から二巡目に入る。はてさてどうなることやら・・・
ソフトバンクとの日本シリーズが終わった。最後は、守備妨害でThe Endなんて、誰も想像できない結末であっけにとられた。
第1戦に、巨人とのクライマックスシリーズ4連勝の勢いのままで勝ってしまって、試合後の監督談話を読んだとき、不吉な予感がした。それは、
という内容だった。よほど嬉しくてこんなことを言ったのだろうが、1.は禁句であることは、阪神ファンなら誰でも知っている。そして今までに何度も和田監督の言ったことが裏目に出る事実を知っているファンとしては、
やっちまったなあ!!
という嫌な感じだった。今日の試合も、動いて失敗し、動かなくても失敗するという勝負勘のなさはひどいとしか言いようがない。
まあ、結局は阪神ベンチの無能さ、選手の実力のなさ、野球のレベルの低さ、勝負に対する執念のなさ・・・。
阪神は日本シリーズに出るべきではなかったような気がしている。CSはいらないと本心から思った。ペナントレースを勝ち抜いてきたチーム同士が日本一を決定するために戦うのが日本シリーズだと思う。
試合後、「ひとつの殻は破ったかな」という和田監督の談話があったが、いったいどんな殻を破ったというのだろうか。謎だ。
先日、神戸駅前で「住まいフェスタ」があって、バスやトイレ、サニタリーなどのリフォームに関する講演会があって参加をした。目的はリフォームに関する情報収集であったが、ここに行ったもう一つの大きな理由が「道上洋三トークショー」。
HDC神戸が行うイベントなので、内容は、一応住まいに関することになっていたが、阪神がCSで優勝した翌日だったので、阪神ネタがほとんどになると予想した通り、スポーツ新聞を片手に登場。
阪神の話になると、ラジオと同じくノンストップでしゃべり続ける道上洋三であったが、その中で一番印象に残ったのは、
クライマックスシリーズって、本当に良いもんですね
という言葉。これは、阪神ファンの心境を代弁している。ペナントレースが、悔しい結果だっただけに、誰も予想しなかった巨人に対しての4連勝は、爽快だった。
さあ、25日甲子園から始まる日本シリーズは、ソフトバンクに決まった。2003年のリベンジが出来るか・・・
まさか、まさかの4連勝で。巨人を粉砕した阪神タイガース。もし1つでも負けていたら、おそらく巨人が4勝していただろうから、「これしかない」という勝ち方で、セリーグのクライマックスシリーズを制した。しかし、勢いとは恐ろしい。
しかし、考えてみれば、ゴメスの打点王、マートンの首位打者、メッセンジャーの最多勝・最多奪三振王、オ・スンハンのセーブ王、おまけで福原の最多ホールドと、今年の阪神は表彰選手が目白押しで、個々の力ではセリーグ一であったので、それが今回のCSでは全て数字通りの力を発揮したことの結果としては当然かもしれない。
一番の勝因は、和田監督が変に小細工をせずに動かなったということだろう。
この調子で、25日から甲子園で始まる日本シリーズも戦ってもらいたいものだ。できれば、2003年のリベンジを兼ねて、福岡ソフトバンクと争いたいものだ。
昨日は、久しぶりの甲子園での野球観戦だったが、期待とはうらはらに、試合になったのは4回まで。5回以降の大量失点で何と64年ぶりの大敗となった。3番手以降の投手が滅多打ちにあい、それでもベンチから誰も出てこず、投手をさらし者に。観客動員数が4万6千人を超したファンが集まった3連休の初日、ファン無視の采配にはあきれて声も出ない。
それでも最後までこの試合を見届けたファンの多さ。途中からはアルプススタンドや外野スタンドから広島を応援するやけくそなファンも。この現象をベンチはどのような気持ちで見ていたのだろうか・・・。こんな試合を見せつけられたら、もう甲子園が満員になることはないだろう。
唯一の楽しみは、7回裏阪神の攻撃前のセレモニーである「風船飛ばし」だった。
最近は、子供たちがグランドに出て風船飛ばしをおこなうパフォーマンスが行われているようで、これがなかなか良かった。しかし、野球観戦なのか、風船飛ばしアトラクションなのか、どちらが目的か分からないのは悲しいことだ。
阪神のことを書くと愚痴ばかりで気が悪くなるのでもうやめておこう。
しばらくは、もう甲子園にいくことはないだろう。
こんな、ワンパターンの野球は本当につまらん。この日のピッチャーは今年初先発の49歳、山本昌。これで落ち着いたのか、結局5回を投げて無得点に抑えられた。
勝ちにこだわって点を取りにいくのだったら、6回2点ビハインドであるが、ノーアウト1塁2塁の場面で送りバントをするべき。何故、バントをしなかったのか。答えは単純だ。打者が、新井貴だったからだ。ペナントレースも30試合をきった段階でも最善手をうてない。4番でもバントをさせる原・巨人とはえらい違いだ。作戦面で選手に気を遣う監督なんていらない。
新井貴凡退のあと、狩野!しかし代打今成。そして凡退。2アウトになって鶴岡に代打を出さず、結局無得点。なんだ、この馬鹿采配は!と思い、0-2だったがTVを切って、たまっているビデオ鑑賞に。
1点を取りにいって、無得点におわり、そして、1点を守りにいって2点以上取られる。阪神のお家芸。
また、 大和の先発出場は、阪神の外野陣で一番守備が安定しているので否定しない。しかし、2番はない。打てないのだから。使うのなら8番で良い。なぜ2番に固執するのか、全く理解できない。
阪神は、和田監督になってから、試合が面白くなくなった。観ていてワクワクしなくなった。しかし、来年もそんな監督が指揮を執るにか・・・(溜息)