青空につられて散歩にでた。今日は、久しく行っていなかった高塚山ハイキングコースを歩くことにした。山頂からパノラマ写真を撮ってみたがやや雲が多いため、明石海峡大橋や淡路島は霞んで見える。残念。
総合運動公園経由で帰宅したが、もうすっかり秋の空だった。
秋と言えば、先日の新聞で、市立森林植物園の「シアトルの森」にあるモミジが紅葉し見ごろを迎えているという記事があったのを思い出した。今週末にでも出かけに行こう。
図書館で、久しぶりに西村京太郎の新刊を予約し、準備ができたというメールを受け取り、楽しみにして西図書館まで借り出しに行った。
「篠ノ井線・姨捨駅、スイッチバックで殺せ」
という2013年7月15日初版の徳間文庫。
西村京太郎といえば、十津川警部で、TVシリーズとして各局で放送されるほどの人気作家。確かに、ストーリー展開は軽妙で、特に導入部分は引き込ませるものがある。時間つぶしには、もってこいで、2時間ドラマではないが、その時間ぐらいで読めてしまう軽さが好きだった。
しかし、久しぶりに読んでみたこの小説には正直ガッカリした。タイトルと内容がまったく合っていないし、日本で5本の指に入るほどの作家とよく似た文章が書ける人物が2人もいて、その2人が同じバスで居合わせ、一人が死んでしまうなんてこんな偶然があるはずがない。そして、その作家風の作品を書かせ、最後は殺そうとする等、リアリティのない設定が沢山あった。小説なので何を書いても面白ければ良いとは思うが、この本の読後感は、失望だった。
巻末にあった西村京太郎全著作リストによると、この本は495作目で、2011年12月31日徳間ノベルズから初出。ちなみに、2013年5月31日現在、全部で522作というから、その多さに驚かされる。一時、西村京太郎の小説にはまったことがあったので、今回、期待していたが、残念だ。
もう、西村京太郎の本を読むことはないだろう。さらば、西村京太郎。
先日、Windowsを起動したら、次のような画面が表示された。
現在のWindows8を、Windows8.1へ無料で更新できるということ。以前、Windows8.1Preview版をインストールしてパソコンの調子が悪くなり、元に戻そうとして出来ず、結局Windows8を再インストールしたという苦い思い出が脳裏によぎったが、「正式版ならそんなこともあるまい」という思いと、好奇心で更新リンクをクリックした。
8.1への更新は、何度か再起動を繰り返して、あっけなく終わった。さて、8.1になって、元の8に対して果たして何が変わったのか?
見た目は、何も変化なし。いや、唯一画面左下に、スタートボタンがある。これだけである。いろいろ動かしてみたが、元の環境は完全に引き継がれているようで問題はなく、Preview版では、いくつかの不具合があって、再インストールを余儀なくされたが、今回はそれは回避できそうでホッと一安心。それと、ややパフォーマンスが良くなったように思えるのだが・・・・(気のせい)。しばらくは、8.1で様子をみることにしよう。少なくとも、8に比べて悪くはない。
XperiaTabletZ + nasneの環境で、RECPLAやTV Side Viewというアプリを用いて地デジをリアルタイム視聴したり、nasneに録画した番組を視聴することができる。しかし、SONY製でない市販のレコーダーに録画した番組は、このタブレットでは視聴不可能と思い込んでいた・・・。 実際、我が家のレコーダーSharp製のAQUOS BD-HDW75に保存されている番組を視聴しようとすると、

というエラーが表示され視聴できなかった。ところが、DRモードではなく、2倍速モードで録画した番組は視聴できることが分かった。これは、AQUOS BD-HDW75の残り容量が心配になって、2倍速録画をしたことがきっかけで、録画時間は増え、タブレットでの視聴ができると、まさに一石二鳥。
2倍速で録画した番組とDRモードで録画した番組を見比べてみたが、遜色はない。これで、nasneやAQUOS BD-HDW75に保存した番組がタブレットで楽しむことができるようになった。
札幌での定番は、もちろん味噌ラーメンということになるが、それだけではない。スープカレーも絶品だった。「すすきの」にある店の名は、その名も
Soup Curry SAMURAI
ビルの1Fに、よく見ないと分からないような小さなドアがあり、それがこの店の玄関。このドアを開けると階段があり、2Fに上っていくと3Fに案内された。屋根裏のような作りでテーブルが4つ。手作り感のある雰囲気が良い。メニューもワープロ打ちではなく、手書きになっていて、暖かみが感じられる。
今回注文したのは、定番のチキン野菜カレー(左)と豚角煮野菜カレー(右)。カレーの辛さを注文時に選択できる。無難に普通を選択した。
スープカレーというので、あっさり系のスープをイメージしていたが、濃厚なシチューのようなスープ。そしてタップリな野菜、とろけるような豚角煮、チキン。量もタップリとあり、十分に堪能することができ、大満足のスープカレーだった。
今回は、函館の塩ラーメンと、この札幌・すすきのスープカレーを食べたが、北海道はまだまだ美味しいものが沢山ある。北海道物産展を各地のデパートなどで開催されているというニュースをよく聞くが、納得だね。
北海道に行けば、ラーメンを食べたくなる。札幌のラーメン横丁で味噌ラーメンを食べたことがあったので、今回は函館でラーメンを食べることにした。ツアーバスのガイドさんに、函館でお勧めのラーメンを聞いたところ、即座に
星龍軒の塩ラーメン
という返事が返ってきたので、そこに決定。函館駅前から徒歩5分ぐらいのビルの1Fにその店はあった。思っていたよりも小さな店で、行列が出来ていた。
待つこと20分で、店内へ案内された。カウンターとテーブル席が4つだけという小規模の店で、厨房には3人が忙しく作業をしていた。「大丈夫かいな」と何だか不安になったが、塩ラーメンを注文。
ところが、これがあっさりしていて本当に美味しい。Simple is best がぴったりの味で、周りの客をみると、ほとんどの客がスープを残さず飲み切っていることが、それを証明している。値段も¥530と非常にリーズナブル。注文しているのを聞いていたら、チャーハンセットが多かったので、また来る機会があれば、チャーハンセットにしようと思って、大満足で店を出た。
10月9日、JRツィンクルバスで、函館の夜景を見に函館山へ。神戸の人間にとって、神戸の夜景が100万ドルの夜景で日本一だという思いがあったが 、函館の夜景に完敗。標高333mの函館山から望む夜景は、湾曲に広がる光と、湾の扇型になったシルエットは、本当に美しい。平日にもかかわらず多くの人出があるのも納得できる夜景。
ちなみに、世界三大夜景は長崎、香港、モナコであり、この函館や神戸は入っていない。これは2012年10月5日に長崎ブリックホールで開催された「夜景サミット2012 in 長崎」で認定されたそうだ。
10月8日、特急すずらん10号で、札幌から登別へ。JR北海道は、最近様々な問題が起こっているが、特急列車の車両はなかなかカッコいい。
駅前のクマや、鬼が歓迎してくれる。鬼は登別温泉・地獄谷にも。地獄に鬼は付き物ということだろう。
登別駅前はかなり寂れていて、人通りもほとんどなかったが、バスで登別温泉にいくと、状況は一変する。観光旅館・ホテル群があり、観光客であふれている。旅館の人の話では、観光客の7割ぐらいが中国・台湾からだそうだが、マナーの悪さにやや閉口した。
取りあえずチェックインをして、名所・地獄谷へ。ここの鉄泉池の源泉温度は80℃で、間歇泉になっているとのことだった。ちなみに、ここは支笏洞爺国立公園になる。
登別温泉は、これまで行った各地の温泉の中で、一番。大浴場は広く、硫黄泉、単純硫黄泉、食塩泉、酸性鉄泉など4種類もあり、さらに檜風呂、露天風呂、低温温泉など一度にいくつもの温泉を楽しむことができる。是非、もう一度行きたいと思わせる温泉だった。