月別アーカイブ: 2014年11月

ヒツジ雲

ジョギングを終えて、空を見上げたら、あまり見たことがない形をした雲が空を覆い尽くしていた。自宅に戻り、ベランダから撮影。

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調べてみたら、「ヒツジ雲」のようだが、自信がない。

風が吹いて、雲が流れて、刻々と形が変わっていくのをみるのは、飽きることがない。まさに、想像の翼が広がっていく。

小寺小学校市民図書室

柚月裕子の「最後の証人」が思った以上に面白かったので、この作家の本を、神戸市図書館情報ネットワーク 蔵書検索システムで片っ端から予約をした。その時、今までは図書の受け取りを西神中央の西区区民センター1Fの西図書館にしていたが、予約をするときに、受け取り館の中に、「小寺小学校」があるのを発見したので、今回は小寺小学校で受け取るようにした。

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ここは、勿論子供たちの母校でもあり、お世話になった小学校で、最初はピンクの校舎に違和感があったが、最近ではすっかり慣れて、ピンクのいいなあと思うようになっている。

予約した本が小寺小学校市民図書室で受け取れるというメールが届いたので、さっそく行ってみた。場所が分からなかったので、小学生に聞いたら丁寧にこの図書室まで案内してくれた。

思っていたよりもこじんまりしていたが、図書室内はキチンと本が整理されており、多くの子供たちが借り出しのために列を作っていた。この市民図書室は、小学校の施設開放の一環として行われており、帰り道にも何人かの本を持った人に出会ったので、大いに地域貢献になっているようだ。

これで、わざわざ本を借りたり返したりするために、西神の西図書館まで車でいくこともなくなり、大いに助かる。本当に便利な世の中になったものだと実感。

今回借りたのは、柚月裕子のデビュー作となった「臨床真理」という、第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した2008年の作品。さっそく読むことにしよう。

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(壁画)大洋の彼方に旅立つ客船

阪神電車の三宮駅から、神戸市営地下鉄の三宮に向かう通路OPAに壁画が描かれている。「大洋の彼方に旅立つ客船」という題で、原画は金野弘。原画をCGによりモノタイル調の質感を造成処理、カラー分解後、約30倍に拡大、5色の版を作り、シルクスクリーン技法でステンレス板に印刷の上、高音焼付により、仕上げたものとある。

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今まで、ずっと通っていたのに気が付かなったが、なかなかの出来栄え。やはり、港・神戸には客船が似合う。気が付かなかったといえば、阪神電車の三宮駅が改築されたが、駅名に「神戸」が付いて、「神戸三宮駅」となっていた。

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気になって、調べてみると、阪急電車もいつの間にか「神戸三宮」になっているが、何故かJRは「三ノ宮」だった。まあ、どうでも良いことだが・・・。

最後の証人

神戸市立西図書館に行ったとき、人気本コーナーに「最後の証人」という本があった。帯にあった「驚愕のラストが待ち受ける傑作ミステリー」という文につられて借りることにした。作者は「柚月裕子」、2010年5月24日第1刷発行のミステリーで宝島社から発行されている。

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この作者に関しては全く知らなかったが、読んでいくにつれて、どんどん引き込まれて、一気に読み終えた。久しぶりに、ワクワクしながら読めたミステリーで、「驚愕のラスト」というのは本当だった。被害者と被告人が実は・・・という展開は秀逸。読み終えて、なるほどそういうことか、と思わされる。

作家・柚月裕子は、『臨床真理』で宝島社主催の第7回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞しデビューしたあと、「最後の証人」を書き、主人公の弁護士・佐方貞人を登場させ、第2弾が「検事の本懐」(2011年)、第3弾「検事の死命」(2013年)と続くが、検事の本懐」で第15回大藪春彦賞を受賞している。

「最後の証人」は、上川隆也主演で、この冬にTV朝日系でドラマスペシャルとして放送されるようだ。検事役は松下由樹、佐方の助手役は倉科カナで、脇を固めるのは大杉漣、伊武 雅刀、平田満など、イメージとピッタリと合う配役になっているように思う。

最後の証人http://www.tv-asahi.co.jp/saigonoshonin/