4月2日、非常勤講師説明会に参加。昨年は、4月7日で葉桜の状態だったが、今年は満開。西門からの風景は圧巻。
ここは、「もみの木広場」と呼ばれている学生たちの憩いの場所で、ここも周りは桜で囲まれている。右手に見えるのが日下記念マルチメディア館(通称MM館)で、ここの1Fで説明会があった。
全体会のあと、学科単位の懇談会が、MM館722号室であった。7Fから撮った「もみの木広場」。
ちなみに、道路をはさんで、右手(東側)には本館がある。
「花見は、今日の午後までに」ということで、明石にある石ケ谷公園へ行くことになった。ここは、梅林の名所で有名であるが、桜も負けてはいない。土曜日ということや、天気予報なども影響してか、人出が多く、駐車場も満車で、少し焦ったが、そんなに長く待つこともなく入ることが出来た。
入口から公園に入ると広場があり、桜は満開だった。とくに、土手沿いは桜のトンネルになっていて素晴らしい光景が続いていた。
弁当を買ってきて、桜を見乍らの昼食。車のためビールが飲めなかったことは残念。
昼食後、公園内の散策をしていたら、馬が放し飼いされていて、少し驚いた。そういえば、この公園内には乗馬施設もあり、申し込めば乗馬体験が出来る。一瞬、考えたが、ただ、20分で5000円は・・・
梅林の向こうには、子供たちの広場があり、子供たちの歓声が響いていた。さすがに子供は桜よりも滑り台が良いらしい。
今は、桜の季節で日本中が、どこも大いに賑わっているが、今晩からの雨で満開の桜も大部分が散ってしまい、満開の桜は今日で見納めかもしれない。昨日の雨風で、散った花びらが道の端端でたくさん見られた。
桜がきれいから行ってみようとM氏に誘われ「転法輪寺」に行ってみた。転法輪寺のHPによると、転法輪寺は神戸市垂水区最古の寺であると言われており、806年(大同元年)に在原行平が建てた勅願寺であると伝えられているとのこと。
今日は、あいにくの雨であったが、本堂に行く手前の桜のトンネルは見ごたえがある。
この道を進んで、本堂に向かう手前に、高野山真言宗の僧侶が植えたという枝垂れ桜が満開だった。
まだ、一般的に知られていないことや、雨のため、人影は全く見えなかったのは、嬉しいような、悲しいような複雑な心境。
転法輪寺は、たしかに隠れた桜の名所である。まだまだ知られていない桜の名所は随所にありそうだ。
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「平日午後に映画を観る会」の今月は、「風に立つライオン」。この映画は、主演の「大沢たかお」がさだまさしの曲、「風に立つライオン」に非常に感銘を受けたことがきっかけで作られたそうで、さだまさしの知り合いの医師・柴田紘一郎先生をモデルにした実話に基づくストーリー。
主人公の青年医師島田航一郎は、少年時代にシュバイツァーの伝記を読んで、医師をめざし、アフリカに派遣され、結局日本に帰ることなくアフリカで紛争に巻き込まれ生涯を閉じるのであるが、その生き様に感動させられる。とくに、少年兵が、「僕は9人を殺した」と言った時、大沢たかお演じる青年医師島田航一郎が「だったら、一生をかけて10人の命を救えば良い」と返事をし、銃を燃やしていたたシーンが一番印象的で、感動的だった。
3月27日、今回の旅の目的地である「おおあさ鳴滝露天温泉」へ。この日は、鳥取から松江に行き、山陰道、松江道、そして開通したばかりの尾道松江道、中国縦貫、浜田道を経由して千代田JCTから大朝へ。山間部へ向かい、出迎えてくれたのはヤマタノオロチが描かれた看板。
いかにも、隠れ家という雰囲気をもった温泉だった。手作り感がアットホームでなんともいえず嬉しくなった。
フロントで受付をしていたら、何と今日の宿泊客は自分たちの1組だけということ。前日、及び翌日は満室なので(満室と言っても8部屋しかないが)まるでエアポケットにはまったようだ。また、昨日の朝の気温がマイナス4度、前日はマイナス6度というのは驚く。さすが、中国山地のど真ん中という気がした。
さっそく、着替えてまずは露天風呂へ。温度は、ややぬるめだったので、ゆっくり浸かり、旅の疲れをとるには十分だった。この手前に内風呂があったが、こちらはやや熱め。
この温泉のそばには「鳴滝川」という川が流れており、少し上流にいくと「鳴滝」がある。この付近は、パワースポットになっているらしい。また、鳴滝川は江の川の源流である。
夕食は、地元の食材を用いた懐石料理と、ボタン鍋。従業員の方も親切で、美味しく、そして楽しく食べることができた。
このおおあさ鳴滝露天温泉は、北広島にあるが、地理的にも文化的にも島根県の影響が強い。また、付近には大朝の天狗シデ群落(国指定天然記念物)や龍山八幡神社本殿(国重要文化財)、吉川元春館跡、小倉山城址など多くの観光スポットがあって行きたかったが、今回は時間の都合で行けなったのは残念。
翌日、朝食後再び温泉につかり、帰路に着いた。2泊3日で総走行距離は850kmを超した。移動は大変だったが、ゆっくり温泉に入ることができ、癒しの時間や友と語らいの時間を十分もつことができ、大満足の旅となった。
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第87回選抜高校野球大会では、21世紀枠で松山東高校が出場している。創立130年にもなる愛媛県立高校で、あの夏目漱石が教鞭をとった学校であり、大江健三郎や正岡子規などを排出した高校である。さらに、東大や京大に毎年合格しているかなりの進学校でもある。
その松山東が1回戦を勝ち抜いた。見事な勝利だった。
久しぶりに高校野球で応援したくなる学校だったので、最後までハラハラドキドキの連続。これぞ高校野球と思った。彼らは野球特待生ではなく普通の県立高校生であり、文武両道を実践しているところがすごい。
学校の名前を売るために、甲子園出場は絶大な効果があるため、全国の優秀な球児たちはスカウトされて私学の有力校に集まることが多い。そして、優秀な指導者の下で心技体を磨き甲子園やプロを目指して努力することは日本の野球のレベルを上げているのは事実。
しかし、高校は勉強第一で、野球はあくまでも高校での部活動であり、甲子園大会はその延長上にある。今回の松山東の勝利はそのことを改めて思い出させてくれた。藤浪や大谷のようなスーパースターのいる甲子園も良いが、普通の高校生が溌剌と活躍する姿はもっと良い。
そういえば、我が母校県立兵庫高校は1966年(昭和41年)に選抜に出場している。もう50年か、ぼちぼち・・・と思ってしまうが、兵庫県は私学が強すぎるなあ・・・