午前中の用事が早く終わったため、カメラを持って、総合運動公園の「桜の道」へ。
昨年は、タイミングを逃してしまい満開の桜を見ることができなかったが、今年は早すぎたようだ。だいたい、7分咲きぐらいで、これだと満開まであと2~3日というところか。それでも、十分満足。
これから、あちこちの桜を撮影していこうと思っている。
「平日午後に映画を観る会」の今月は、「風に立つライオン」。この映画は、主演の「大沢たかお」がさだまさしの曲、「風に立つライオン」に非常に感銘を受けたことがきっかけで作られたそうで、さだまさしの知り合いの医師・柴田紘一郎先生をモデルにした実話に基づくストーリー。
主人公の青年医師島田航一郎は、少年時代にシュバイツァーの伝記を読んで、医師をめざし、アフリカに派遣され、結局日本に帰ることなくアフリカで紛争に巻き込まれ生涯を閉じるのであるが、その生き様に感動させられる。とくに、少年兵が、「僕は9人を殺した」と言った時、大沢たかお演じる青年医師島田航一郎が「だったら、一生をかけて10人の命を救えば良い」と返事をし、銃を燃やしていたたシーンが一番印象的で、感動的だった。
3月27日、今回の旅の目的地である「おおあさ鳴滝露天温泉」へ。この日は、鳥取から松江に行き、山陰道、松江道、そして開通したばかりの尾道松江道、中国縦貫、浜田道を経由して千代田JCTから大朝へ。山間部へ向かい、出迎えてくれたのはヤマタノオロチが描かれた看板。
いかにも、隠れ家という雰囲気をもった温泉だった。手作り感がアットホームでなんともいえず嬉しくなった。
フロントで受付をしていたら、何と今日の宿泊客は自分たちの1組だけということ。前日、及び翌日は満室なので(満室と言っても8部屋しかないが)まるでエアポケットにはまったようだ。また、昨日の朝の気温がマイナス4度、前日はマイナス6度というのは驚く。さすが、中国山地のど真ん中という気がした。
さっそく、着替えてまずは露天風呂へ。温度は、ややぬるめだったので、ゆっくり浸かり、旅の疲れをとるには十分だった。この手前に内風呂があったが、こちらはやや熱め。
この温泉のそばには「鳴滝川」という川が流れており、少し上流にいくと「鳴滝」がある。この付近は、パワースポットになっているらしい。また、鳴滝川は江の川の源流である。
夕食は、地元の食材を用いた懐石料理と、ボタン鍋。従業員の方も親切で、美味しく、そして楽しく食べることができた。
このおおあさ鳴滝露天温泉は、北広島にあるが、地理的にも文化的にも島根県の影響が強い。また、付近には大朝の天狗シデ群落(国指定天然記念物)や龍山八幡神社本殿(国重要文化財)、吉川元春館跡、小倉山城址など多くの観光スポットがあって行きたかったが、今回は時間の都合で行けなったのは残念。
翌日、朝食後再び温泉につかり、帰路に着いた。2泊3日で総走行距離は850kmを超した。移動は大変だったが、ゆっくり温泉に入ることができ、癒しの時間や友と語らいの時間を十分もつことができ、大満足の旅となった。
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第87回選抜高校野球大会では、21世紀枠で松山東高校が出場している。創立130年にもなる愛媛県立高校で、あの夏目漱石が教鞭をとった学校であり、大江健三郎や正岡子規などを排出した高校である。さらに、東大や京大に毎年合格しているかなりの進学校でもある。
その松山東が1回戦を勝ち抜いた。見事な勝利だった。
久しぶりに高校野球で応援したくなる学校だったので、最後までハラハラドキドキの連続。これぞ高校野球と思った。彼らは野球特待生ではなく普通の県立高校生であり、文武両道を実践しているところがすごい。
学校の名前を売るために、甲子園出場は絶大な効果があるため、全国の優秀な球児たちはスカウトされて私学の有力校に集まることが多い。そして、優秀な指導者の下で心技体を磨き甲子園やプロを目指して努力することは日本の野球のレベルを上げているのは事実。
しかし、高校は勉強第一で、野球はあくまでも高校での部活動であり、甲子園大会はその延長上にある。今回の松山東の勝利はそのことを改めて思い出させてくれた。藤浪や大谷のようなスーパースターのいる甲子園も良いが、普通の高校生が溌剌と活躍する姿はもっと良い。
そういえば、我が母校県立兵庫高校は1966年(昭和41年)に選抜に出場している。もう50年か、ぼちぼち・・・と思ってしまうが、兵庫県は私学が強すぎるなあ・・・
先日、竹田城址に行ったとき、昼食を「道の駅あさご村おこしセンター」でとることにした。
昼食は、基本的に麺類というのがパターンなのだが、店に入ってメニューをみたら、3月22日までの期間限定メニューがあった。その言葉に思わず飛びついて注文した。一つは、空前のブーム「雲海牛丼」。
牛丼に山芋、とろろをかけて、雲海にみたてている。期待をして食べてみたが、牛肉の量が少なくて、味付けも普通で、やや期待外れだった。もう一つは、朝来特産「岩津ねぎ天丼」
岩津ねぎの天ぷらと、カニかまぼこの天ぷらのどんぶり。天丼は、天ぷら油が重要だと思うが、全て食べることができないくらいこの油はひどかった。岩津ねぎそのものは美味しかったのに残念。
せっかくなので、地元のものを食べようと思ったのに。ガッカリ。
ただ、せっかく朝来まで来たので「岩津ねぎ」は買って帰ることにした。
新聞で、竹田城址への入場が3月20日から解禁になったと知り、また好天だったこともあり、竹田城址に行くことになった。車で、1時間30分ぐらいで駐車場へ。そこで迎えてくれたのは、サムライ姿の人で、写真のポーズをしてくれた。
駐車場から、竹田城址まで1.9kmと知って歩いていくことに。大したことはないと、たかをくくっていたが坂道のため結構疲れた。途中、「天空バス」が運航していることを知って愕然。あとの祭りだ。
それでも、歩くこと30分ぐらいで、竹田城址観覧受付所へ。観覧料は、500円。
ここから、またまた坂道を登り、やっとの思いで到着。
さすがに、祝日ということもあってか、沢山の人で賑わっていた。山頂から見下ろす麓の街並みは、なかなかのものだ。
竹田城址本丸や二の丸など、順路に従って回ったが、座って休憩するような場所がなかったのは残念。まあ、景観を考えれば仕方がないことだが・・・。
帰りは、駐車場まで「天空バス」に乗る予定だったが、出たあとのため、結局歩いて降りた。
次回は、雲海に浮かぶ竹田城址を是非とも見てみたいと思う。
なお、竹田城址の写真は、MASA’S WEBSITEで公開していますので、ご覧ください。
最近、ややはまっている感のあるWOWOWオリジナルドラマから、大泉洋主演の「プラチナタウン」を見た。
一流商社に勤める主人公山崎鉄郎が、ふとしたことから故郷の村長になり、高齢化と150億もの借金がある村の財政再建を「老人向けテーマパークタウン」構想で果たそうとする。タイトル「プラチナタウン」は、最後に山崎鉄郎が親友に話した以下の科白からきている。
想像してみろよ。この土地に人と活気が溢れる未来を。この町は、確かにシルバーで溢れる町になる。でもそれは、シルバーどころかゴールドよりも価値のあるプラチナの輝きを放っている。ここは、この町はプラチナタウンだ。
日本は、2030年には3人に1人が65歳以上という超高齢社会になると言わている。このような高齢化社会の中で、どのような生き方があるのか、老後を楽しく生きることの意味は何なのか。そんなことを考えさせられたドラマだった。
「老後は人生で一番楽しいとき、そうでなければ働いてきた意味がない」確かにそう思う。
今は、ちょうど梅の季節。そして、友人からのメールに、北野天満宮の梅の写真が添付されていた。無性に梅を見たくなって、兵庫県の梅林を検索したところ、石ケ谷公園に梅園があることを知り、距離的には15km、車で25分という手ごろさもあって早速出かけた。
満開にはまだまだという感じではあったが、それでも十分楽しめることができた。
赤、白、ピンクと色とりどりの梅は、桜ほどの色っぽさはないが、桜に比べて力強い気がした。
今回は、タブレットやデジカメの撮影ではなく、一眼レフカメラCanon Eos KissX7iを持って出かけた。一眼レフカメラで撮影することがあまりなかったので、今後は、どんどん撮影していこうと思っている。
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